今度は、人々がたくさん行き来する街中を散歩してみましょう。前章の「猫のいる風景」や「おもしろ路上さがし」「街のマテリアル」などと違い、人々が多い分、当然賑やかで雑然とした中を歩くことになりますので、閑静な住宅地の郊外を歩くのとは別の視点で、人間ウォッチングしてみるのも楽しいものです。

たとえば、同じ場所にカメラを構えて待ち伏せするカンジで人の往来をウオッチしてみましょう。これらの写真は、恵比寿ガーデンプレイス付近の通路にある壁面広告の前で、しばらくそこを通る人々を物色していた時のものです。恵比寿ガーデンプレイスという場所柄、若い人やお洒落っぽい人がたくさん往来しますので、通行人の背景となる広告もハイセンスなイメージのものを選び、その雰囲気にドンピシャな人が通るのを待って、シャッターを切りました。(右の写真→) ※こういうときに、デジタルカメラの「連写」機能を使うと便利です。


今度は、待ち伏せ場所をJR品川駅に変えて物色しました。上は、ビジネスマンや若い人で賑わう人気のカフェの前、下は、ランチタイムのレストラン街へつづくエレベーターの前、そこに写る老若男女それぞれの姿が印象的です。

次は、色々な場所へ移動しながら、レンズを通して写るそれぞれの人の様子を観察してみましょう。

これも、JR品川駅コンコース内のカフェです。ランチタイムで食事を終えたビジネスマンたちが、こぞって立ち寄り、順番待ちをしている様子。あるいは、忙しい人たちは、ここでランチ代わりとしてしまうのか?それにしても、外人さんが多いのも特徴的でした。
築地の昔ながらの街角で配達する郵便配達人を見つけました。伝統的な制服に身を包み、自転車と徒歩でひたすら配達物をさばいている様子。昭和が終わり、平成、そして21世紀を迎えた今もなお、普遍的な仕事もあるんですね..。写真の中の公衆電話を、昔のものに変えたら、それこそタイムトリップだ!
JR新宿駅南口下の広場でウォッチング。トレンディなファッションブティックや、カジュアルレストランなどが多いこの場所は、待ち合わせ場所としても最適。その年の流行色も反映されてか?原色系の洋服がとても印象的。
東急大井町線・等々力の等々力渓谷にかかる橋の上で、仲の良さそうな老夫婦をキャッチ。ふたりで買い物をした帰り道、こうしてのんびりと語りながら道草している様子、何だかうらやましいなぁ。
JR新宿南口のタイムズスクエアのデッキで一服しているサラリーマンの姿。どことなく哀愁が漂う背中と、その大きな影に、人間臭さを感じてしまい、すかさずシャッターボタンを押してしまいました。「ふぅ〜、外回りは疲れるなぁ。。」なんて?こんなふうに、都心で誰にも気兼ねせずに無料でくつろげる場所、もっともっと増えるとイイですよねぇ。 築地にある水神さまで、外人女性の参拝に遭遇。築地市場に訪れるはとバスツアーなら立ち寄るスポットではあるものの、都内に住む日本人の多くは、この神社の存在すら知らない気がする。そのようなスポットで、観光ガイドを片手に熱心に拝む異国人の姿に、襟をただす大森すみれ@日本人 なのであった...。

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