さてさて、 ここでは、お散歩中に出会った被写体のうち、"猫"にスポットを当てた写真をご紹介しましょう。
道を歩いていると、猫に出くわすのはごく当たり前のことですが、不思議と、さほど猫好きでもない私でも、なぜか出会った猫のほとんどを、カワイイ。。と思ってしまうんですよね。その目は、決して愛くるしい目つきでないにもかかわらず。
そして、ついつい写真に撮ってしまうわけなんです。それって、誰しも同じ経験をしているのではないでしょうか。
だから、猫って、けっこう得する生き物のような気もするんです。
犬のように、人間に媚を売るでもなく、わが道を行くマイペース型で(それは私も同類か!?)、いつも何気なく人のそばにふっと現れる。それだけで、カワイイと思ってもらえる。
いや、しかし、ひょっとすると、"何気なく"現われるのではなく、人の気配を察すると、50%の警戒心と50%の人懐っこさを持ち合わせながら、"さりげなく"現われるのかも知れない...。そうだとしたら、私が猫を見てカワイイと思う心理は、猫側の意図的な行動によるものなのだろうか・・・?
まぁいいや、どっちでも。
とにかく、その辺の謎めいた猫の行動は、やっぱりカメラを持って歩くと、興味深く思えてしまうのです。
ところで、道を歩いていると、ときどき 頭上から"みゃ〜"と、泣き声が聞こえてきたり、住宅の屋根の上で寝そべっている猫の姿を見つけたり。犬と違って、猫は実に身が軽いため、建物の影や家屋の上に出没する猫も多く見かけます。
そう、猫と建物は、実に相性がよろしい。
建物を撮影しようとすると、その画面の片隅に猫が入り込んでいたり、猫を撮ろうとすれば、建物がバックになったり。ともすれば、建物の一部というか、付属品のような存在にすら思えます。
だから、余計に猫に親近感が沸いてきたりもするんですね、きっと。
このように、 街は、私たち人間が創り上げていった巨大な建造物の集合体ですが、その陰でひっそりと息を潜め、それぞれの生活を営んでいる動物たちの存在も見過ごせません。それは、何も猫だけでなく、飼い犬やのら犬、鳥たちも同様。
お散歩は、それを特に実感できるいい機会なのかも知れませんし、彼らが顔を見せてくれるからこそ、"お散歩"がますます楽しいものに思えるのでしょう。



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